Directorの気持ち

こんにちは、”あすた”Directorの新井です。

私が大切に思うこと、
それは常に『考える』ということ。

無理、できない、という前にまず『考える』ということ、いや、最悪の場合、無理、できないと言わざるをえないかもしれない、でも、だったら無理だからどうするのかを『考える』ことがとても大切なことだと思うのです。

そして、生意気ではありますがそのことを少しでも多くの子供たちに伝えていきたい、そう思った時、それができる場が私にとっては塾だったのです。

多くの塾では様々な無理をそのまま受け入れているように思います。そして用意した答えをすぐに出してしまっているように感じます。
例えば、
「授業に出るから部活、休むね」とか
「レッスンがあるから授業休む」とか、あるいは
「この問題考えたけど難しかったからできない」とか…
様々なできない、無理、に対してそのまま受け入れて
「わかりました」と言ってしまう。

”あすた”ではその様な場合、いつもこう答え、生徒とともに一緒に考えてきました。
「何か方法はないの?」あるいは「できないからどうする?」

だから、”あすた”の生徒さんの多くは自ら『できないの先の提案』をしてきます。「休むから明日、時間つくれないか」とか「難しいと思ったら連絡してもいいか」とか。自ら考え提案します。そしてどうするのが最善かを一緒に考えていきます。

無理だから、できないからどうするかを考える力、それをわたしは『人間力』の1つと考えています。
そして、この『人間力』こそが様々な問題を解決していく力だと思うのです。人生のほとんどの問題に答えは用意されていないのだから。

そういうわたしもこの『人間力』はまだまだです。でも、常に磨いていきたいと強く思っています。それと同時に少しでも多くの子供たちにこの『人間力』を磨いてほしい、そう思っています。

授業の場においても、”あすた”はすぐに答えない塾です。だから時間がかかるときもあります。でも、それは決して無駄な時間ではないと信じています。結局最後には自分で答えを出さなければならないのだから。

Director 新井 聡